こんにちは。
あきみ母です。
今日は自分たちのしていることがあらぬ方向に行くことを案じて、
このブログを読んでくださる方々に対して、
あらためて私たちの「おもい」をお伝えしたいと思います。
私たちは息子・暁巳を亡くし、今まで生きてきました。
その生き方はみなさんから見たら異質かもしれません。
想像できないかもしれません。
もしかしたら本当の理解は得られないものなのかもしれません。
けれど、私たちは変えようのない現実と真剣に向き合い、
苦しみ、考え、生きてきたことをここに誓いたい。
そう思います。
私たちが感じていること、
考えていること、
学んでいること、
などを自分たちの内部に留めているだけでなく、
みなさんにもぜひ聞いてもらいたい。
そういう思いでブログも立ち上げました。
なぜなら。。。
私たちが大切な暁巳を亡くし、
今なおこうして生きている背景には
多くの人のやさしさや思いやり・・・
そこには『愛』があったからなのです。
それはとても純粋なものです。
嘘偽りはありません。
どの人の心の中にも必ずあるものです。
みなさんに自分の心の中にも純粋な愛があること。
それに気づいてもらいたい。
そう願っています。
どん底におちても、
人間は『愛』があれば生きていけるんだ、
ということ。
どん底を経験し、
多くの方々に支えていただいた私たちから
今、みなさんに発信したいのです。
それはとても純粋な動機です。
私たちの歩みは確かに子供を亡くした親としては
早すぎるのかもしれません。
私たち自身、そのことはだれよりも強く感じています。
自分たちでも(・・?と感じることたくさんあります。
自分の意思ではないような、
そんな変な気がするときもあるのです。
でもこうして生きている。
笑う、泣く、怒る、美味しい、楽しい、
嬉しい、悲しい・・・
私たちもそうやってみなさんと同じように
毎日を生きています。
そのことをただシンプルに伝えていけたら。。。
そう思います。
その中で何かをみなさんと共有したり、
なにかの気づきの手助けになれたら、
それだけでうれしいのです。
目的なんかありません。
何か大きなことをやろうなどとも思っていません。
今の私たちにできることをしたいのです。
（このあたりの話はホームページの
　「鶴をつくるようになったきっかけ」でお話しています。）
こんな人生の私たちですが、
自分たちの存在が少しでも何かの役に立てば・・・
そんな想いはいつも頭にあります。
気をつけながら発信していきますが、
もし、私たちの発信することでご迷惑をかけたり、
不快な思いをするようなことがあれば、
遠慮なくご意見いただけたら、と思います。
私たちは今もなお、日々迷いながら生きています。
自分たちの人生と向き合いながら。。。
生きている限りずっとです。
今、オロールの活動は私たちの「生きる」を支えてくれています。
「折り鶴を折ること」＝「生きること」なのです。
私たち残された家族だけではなく、もちろん暁巳も一緒にやっています。
（物質的にではありませんよ。精神的に、の意味です。）
どうかこのことをご理解いただきたく、
今日はあらめてお伝えさせていただきたいと思います。
長くなりましたが、
今後ともあたたかく見守っていただけますこと、
家族一同、心より願っております。
みなさんがご自身の心の中にある「愛」を
くもりのない目でみつめることができますように。。。
                                             ~Atelie Aurore~
わがやの庭に住んでいる「かまきりくん」。
ちびっこです。