こころの栄養

葉祥明美術館に行ってきました。
ご本人によるミュージアムトーク。
『ひろいかわのきしべ』
和訳の八木氏とともにつくられた絵本に基づいておはなしが始まります。
その後 話は流れて・・・
独自のスタイルのおはなしをたくさんしてくださいました。
ご本人はとても気さくな優しい方です。
気取ってなくて 心がいつもオープンでいる。
心が柔らかくて
好奇心旺盛な方です。
目もいつも輝いています。
生きていれば 大変なこともあるけれど
楽しそうで心が弾んでいる。
なかなかそういう大人には出逢えません。
肩に力が入って
心をぐっと閉ざし
わき目もふらず 
必死になって社会に適応しながら
生きているような方を時折見かけます。
ほんのすこし周りに意識を向けてみると
自分の考えていることと違うものの見方ができたりもするのですが
それすら気がつかないくらい心に余裕がない感じです。
それでも幸せならよいのですが。
幸せとは感じていないだろうなあ
なんて表情も感じられたり。。
そうはいっても
状況ってそう簡単には変わりません。
でも
自らが置かれている状況を少し違った視点でとらえることができると
なぜだか不思議と心地よさを感じることができたりします。
すべては自らの視野・意識を拡げることから始まります。
そのためにも頭は柔軟にしておきたい。
なんでも受け入れる勇気のようなものがあれば
事態は必ず好転するから。
すべては変化し続けています。
ほんの一時も同じであるものはないからです。
すこし話が過ぎてしまいました。。
無邪気に自分の世界を追い求めている氏の姿に触れることができること。
自らの心を振り返り 向き合う時間が持てること。
そういう動機で私たちは この場所をたずねます。
自分の心を感じるしずかな時間 
それはとてもしあわせな時間です。
明日を生きる私たちの
心の栄養となるのです。
ミュージアムトークは不定期ですが 
年間を通して開催されています。
葉祥明さんに会いたい方
ご興味ある方はぜひお出かけください。
次回は4月2日(土)だそうです。

 

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