こんばんは。あきみ父です。
手紙
自分の想いを書いた手紙。
届くかな…
読んでくれるかな…
どう思ったかな…
返事はあるだろうか…
期待と不安。胸が張り裂けそうな想い。上の空で何も手につかない。
いつ来るかわからない返事を、そんな想いで待っていた時代。
不安。
でも、相手をひたすら信じて待つだけ。
裏切られるとしても信じることしかできない。
某歌詞ではないけれど、人を信じて傷つくほうがいい…
なんて時代。
電子メール
自分の想いを書いた電子メール。
届いてるはずだよね…
読んでるはずだよね…
どう思ったかな…
返事はあるだろうか…
もう一度、出してみようかな…
期待と不安。胸が張り裂けそうな想い。上の空で何も手につかない。
しばらくしたら来るはずの返事を、そんな想いで待っていた時代。
繰り返し連絡。連絡しても返事がない。ちょっと不安。
でも待ってる。
なんて時代。
メッセンジャー
自分の想いを書いたインスタントなメッセージ。
届いてる。
既読だし。
どう思ったかな…
なんで返事してくれないのかな…
返事のない苛立ち。上の空で何も手につかない。
何度もメッセージを送る。
すぐに来るはずの返事を待っている時代。
なんで返事がこないの？何してるの？
不安がつのる。
そんな時代。
ITが進んで世の中便利になった。
言葉は瞬時に相手に届く。
生活、経済、教育、etc…
すべてにおいて効率的な方向に向かっている。
でも、何故か心にぽっかりと空間がある。
そんな気持ちは、誰もが感じたことがあるのではないだろうか。
「信じること」
人として大切なこと。
忘れてないだろうか？
不安や恐れは、コンピューターの力では克服できない。
人が傷つき苦しい想いをして克服するもの。
信じることで克服するもの。
IT業界に身を置く私。考えさせられる…