土曜日、地域の納涼祭がありました。
昨年は参加できなかった納涼祭。
毎年、あきみと一緒に参加していた納涼祭。
でも今年、
あきみ父はかき氷の係りでお手伝いすることができました。
日中から設営やら買い出しやら、忙しく動いていました。
その姿には迷いや戸惑いは感じられませんでした。
心からそうしたい、
そう思って参加しているように見えました。
あきみ母とあきみ姉もお祭りに顔を出すことができました。
　ヨーヨー釣りや光るおもちゃ
　輪になって踊る盆踊り
　美味しいやきそば、フランク
　冷た～いかき氷
すべていつも通りでした。
にぎやかで楽しいひととき。
一年前にはできなかったこと。
ひとつひとつできるようになってきているのを感じます。
そして今日は。。。
川に行ってきました。
本当は明日あきみのお友達と海に行く予定になっていたのだけれど、
どうやらお天気が悪いらしい、とのことで急遽予定変更。
本日、午後からの川遊びになりました。
すっごく思い立って！です。
なのに声をかけた方がみんな参加してくれました。
うれしい限りです。
毎年、家族で楽しみにしていた夏休み。
あきみが旅立って、
昨年は残された３人、
どうにかやり過ごすだけで精一杯でした。
あきみと過ごした時間・場所、
そのひとつひとつは大切なたからもの。
あきみと過ごせるはずだったひとつひとつのことを
あきみの姿がない状況で行うのは精神的に辛い作業になります。
でも、あきみの姿がなくなったからといって、
それらがなかったかのように過ごしたり、
それらを封印することの方が悲しいことだ、
ということを感じています。
それは違うのではないか？と。
だから、辛くても悲しくても、それらの思い出のある行為を
ひとつひとつ大切に行っていきたい。
今まで通りやっていきたい。
家族ひとりひとりがそう思えるようになってきています。
少しずつ。。。
今日はあきみと過ごした川で魚と泳いできました。
あきみと楽しんだ川で、あきみと一緒にしたのと同じように。。。
あきみのお友達と。。。
あきみを見送ってから、
当たり前にできていたことすべてができなくなりました。
自分たちが自分たちでいることが解らなくなりました。
でも。。。
　
　あきみがいつも楽しそうだったこと
　自分たちは何も変わっていないこと
　あきみとの時間に間違いはなかったこと
　あきみとの時間がとっても楽しくて充実していたこと
　・・・・・・・・
色々な想いを経て、今、また、
私たちはあきみとともにしていたことを
ひとつひとつ確かめながら行っている最中です。
今日またひとつ。
あきみとできていたことができるようになりました。
こうしてひとつひとつ、あきみとの時間を思い出しながら、
あきみとの時間を感じながら、
また自分たちの歩みを確認しながら、
少しずつでも前に進んでいけるといいな。
そう思います。
私たちに前に進む勇気を与えてくれる多くの存在に
感謝しています。
これからも共に歩んでいける。
そう思えるだけでなんだか勇気が湧いてくるのです。