夏の終わりを感じ。。。
なんだか寂しくなって。。。
漂っているのか?沈んでいるのか?
わからないような日々が続いています。
昨日あたりから、プカ~ンと浮いてきたのかな~?
ひとりで過ごしていると色々考えます。
いつも考えているのはあきみのこと。
あきみの葬儀のときにかけていたCD。
つらいので封印してました。
でも、本当は家族みんなの思い出のCDなんです。
みんなで一緒にいったコンサート「イマージュ13」のCD。
そのとき、あきみが会場で買ったものなのです。
家に帰ってからもよく聴いていました。
とくにピアノジャックと葉加瀬太郎の「情熱大陸」。
あきみお気に入りで、何度も何度も聴いていました。
昨日も聴いてみたのですが、やはりつらい。
そのCDの思い出とあの日からの記憶が鮮明に思い起こされます。
ひとつひとつが今起こっているような、描写も細かく覚えている。
しまった。
前回は家族みんなで聴いたんだった!
ひとりで聴くにはまだ早かったのかもしれません。。
涙はとめどなく溢れ、鶴を折っている手もままならず、
こころはどうしようもない思いでいっぱいになります。
と同時に
「ああ、私たちは今も毎日生きているけれど、
このどうしようもない思いを抱えてるんだなあ。
時には思い起こしたり、時には封印したり、
このどうしようもない思いはいつもこころの中にある。
こころの中でこの思いを色々な場所に移動させながら、
これからも生きていくんだなあ。
ずっと。。。」
と自分のこころのあり方のようなものを冷静に見ている自分がいました。
あきみとの思い出は大切にとっておきながら、
私たちには今もなお「今」が続いている。
今、あきみの周りには「今」がたくさんあります。
生きているめだかたち
手巻き式の懐中時計
ブロックのカレンダー
ここには「今」を意識するものがいっぱい。
過去や未来を意識しにくい目の前のものたち。
私たちはそれらに囲まれ、今生きています。
めだかにえさをやり、
懐中時計のネジを巻き、
月が変わるとカレンダーを組み替える。。。
そんな風に過ごす日々、悪くないです。
昨日はあまりにもこころが疲れ果て、昼間眠ってしまいました。
意識が遠のくなか、
『お母さん!』
というあきみの声。
と同時にいくつものたまごが宙に浮かんでいました。
コロコロと楽しそうなファンタジックな世界。
「あっ、今やるのは鶴じゃなくてたまごかも?!」
たまごに和紙を貼っていくとこころはほっこり癒されます。
ほっと安心感を与えてくれるこころに優しい作業。
あきみに守られている。
あきみが応援してくれている。
そう感じた午後のひとときでした。
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