こうちゃんとのひととき

おはようございます。
台風18号、すごいですね。。
昨日このあたりを過ぎたころ、
空は一気に晴れて、
雲の合間には何回か虹が姿を現したみたいですね。
私も一度だけみることができました。
今は低気圧に変わったようですが、栃木・茨城で川が氾濫しているようです。
今までにないほどの雨量で川が対応しきれなくなっているのですね。。
現地の方は避難指示に従い、ご自分で避難し、
身の安全を確保されているようですね。
こういったとき、自然の驚異を目の当たりにします。
人間は穏やかさが戻るまで過ぎ去るのを待つのみ。。。
人間だけではないようです。
虫や鳥、自然の生き物たちもこの荒天のなか、
どうにか身の安全を確保しようと試行錯誤しています。
わが家にも避難者が。。。

なんだかわかりますか?
昨日の雨上がり、虹を見ようと2階の雨戸をあけてベランダに。
見えないなあ、と部屋に入るとき何やら飛んできました。
バタバタ~~~!!!
なになに???
焦りました。
黒っぽくて何やら大きそうなので、
これは大きな蛾かゴキブリだなあ、と覚悟しながらよく見てみると。
こうもり。
あきみ姉のペンの上に横たわっている。
私もびっくりしましたが、こうもりもびっくり!です。
おそらく、雨戸の戸袋で雨宿りしていたのでしょう。
休んでいたところに雨戸が迫ってきて(私があけたので)、
慌てて出てきたのだと思います。
お互いびっくり!
ぐたっとなってるし、脈は早いし、飛びそうもないので、
しばらく保護&観察です。
昨日はあきみ姉も休校で家にいたので一緒にずっとみてました。
何度か「こうちゃん!」と呼びかけてみました。
反応するときもあれば、目をつむりそうになるときもあり、
とっても心配。。
明るいうちは室内で、
暗くなり始めたころ、デッキの上にそっと置いてみました。
明日の朝まで飛ばずにずっといるようなら、
環境保護施設につれていこうと考えてました。
このあたりでは七沢にあります。
こうもり保護は2回目。
前回は年末の寒い時期(冬眠時期)
施設もお休みだったので4日間ほど保護し、
あきみと一緒に七沢の施設まで連れて行ったことを思い出します。
帰りに大きいまつぼっくり拾ったなあ。
もちろん、そのときもたくさん観察。
こうもりはあまり明るいイメージはないと思いますが、
とても臆病な生き物なのです。
それに顔がとてもかわいい。
ふわふわした毛が生えていて、一見ほこりのようにもみえます。
目が小さくて、口をあけるとこうもりらしい風貌に。
身体は2×5センチくらい。(小さくても大人)
羽?を広げると4~5倍の大きさ。
このあたりでよく飛んでいるのは「あぶらこうもり」です。
鳥獣保護法で保護されています。
人間に簡単につかまったり、家の中で動かない、など
弱っているこうもりや鳥を見つけたら、
保護をして施設に連れていくのがベストです。
自然の生き物なので飼ってはいけないことになっています。
こうもりの「こうちゃん」
空が暗くなり、仲間が飛んでいる様子を察知し始めました。
徐々に意識がはっきりしてきたのか、耳や首を動かし始めました。
動きが活発になってきたなあ、と見続け。。。
しばらくわが家で過ごし。。。
私たちが見守るなか、こうちゃんは元気に飛び立っていきました。
よかった。
怪我していなくてよかった。
元気に飛べてよかった。
仲間と合流できているといいなあ。
こうちゃんとのひととき、
私たちは保護することに夢中で無心になっていました。
飛び立つのを見守ることが出来て、
なんだかほっと温かい気持ちになりました。
ありがとう。
元気でね。


 

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