こんばんは。あきみ父です。
前回は、MOD PCとは何か?
そして、自作したPCを紹介しました。
今回は、制作の様子を紹介したいと思います。
では早速…
まずは材料です。
ざっと、こんな感じ。
アクリルのボールとパネル、アルミの板棒とパイプを使って、
PCのケースから作っていきます。
いわゆる、スクラッチビルドというジャンルです。(前回の記事参照)
もちろん、PCのパーツも加わります。
制作に入る前に、PCパーツの動作確認です。
手間なので、PCパーツはケースに納めず、
むき出しのまま動かします。
これらのパーツをアクリルボールに納めるのですが、
丸いので、どの位置までパーツが入って、どの程度上からはみ出るのか、
なんてことが想像しづらかったので、図面を引いてみました。
調子に乗って、細かく数値を入れてみたのですが、
私の工作精度では、数値通りの加工は不可能!
よって、あまり意味のないものに。
まあ、はじめから分かっていましたが。
まずは、アクリルパネルから円盤を切り出します。
アクリルの加工は初めて、というより、
これからのすべての作業が初めてで、
かなり苦戦。
円カッターで少しずつ筋を入れながらカット。
丁寧にやったつもりでも、カット面はこんなにガタガタに。
円カッターの刃は、ぼろぼろに。
リューターを使ってカット面を地道に整えて、
何とかここまで仕上がりました。
これらの円盤にPCパーツを固定して積み上げていきます。
まずは、一番下の段。
アルミ棒からこんな部品を作成。
これをねじ止めして、
電源を固定します。
底面は空気が通るように穴が開いています。
次は真ん中の段。
同じくアルミ棒を加工して、
グラフィックカード(画面出力のためのパーツ)を固定します。
空気穴もちゃんとあります。
一番上の円盤には、
真ん中の段のパーツと接続するためのケーブルを通す穴と、
真ん中の段から熱を逃がすためのファンを固定するための穴。
これら3つの円盤を積み上げるために、
円盤にねじの穴を開けて、アルミパイプをカット。
カットしたアルミパイプの内側に、ねじの溝を切って、
ねじ止めして組んでみます。
なかなかいい感じ。^^
円盤には、中心が分かるように
マスキングテープが貼ってあります。
これに、PCパーツを固定して、
各層のクリアランスをチェック。
試しにボールに入れてみて、
想定通りに納まって満足。^^
この時点で、もう一度動作確認。
PCパーツの動作温度を見て、
高温になりすぎていないかをチェック。
ここまで2週間…
予想外。
イベントまでに作り上げられるか?!
このときは、まだ余裕をかましていたのです…^^;
少々長くなりましたので、
この続きはあらためて。
お楽しみに!^^
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