普通の人生

こんにちは夏
あきみ母です。
最近、あきみ姉とした会話。。。
私    「あき、なんで見えないんだろうね?」
あきみ姉 「体がなくなったからでしょう?」
(私たち家族はあきみはこの世界から次の世界に移行し、
 今もなお存在していると信じているのでこの会話になります。
 宗教に属しているわけではありません。
 現在、仏教からも退き、無宗教の道を歩んでいます。
 苦しみぬいて、色々学び・考えた結果、
 この考え方が一番自分たちにしっくりくるのでそうしています。)
私    「あきともっと一緒にいたかったね。
      いっぱいやりたいことあったね。
      こっちからは見えないし、聞こえないけど、
      あきからは全部見えてるんだよね。
      全部わかってるよね。」
     「あなたはこういう人生になると思ってた?」
なぜか私はあきみ姉にこんなことを聞いてみました。。。
あきみ姉 「思ってもみなかった。ずっと一緒だと思ってた。
      もっと普通の人生だと思ってたよ。」
誰しもが『自分の人生』について考えたこと、ありますよね。
あきみを見送った私たちにとって、今や自分の人生とは、
あきみを見送ったことも含めて、となっているわけです。
含めてどころか、あきみの早すぎる旅立ちは私たち家族のすべてを変えてしまうほど、
大きな大きなことでした。
と同時に、あの日から一日一日を生きてきた私たちにとって、
「あきみを見送った」という経験は私たちという人間を作る構成要素の1つとして、
なくてはならないものにもなっているわけです。
(そのことなくして今の私たちは存在しないというのが現実なのです。)
なんだかややこしくなってきましたが、
「普通の人生」ってなんだろう?と思います。
自分たちにとってこれがまさに自分たちの人生、だからです。
普通の人生とは思えないけれど、
今となってはこの人生以外考えられません。。
あれでもない、それでもない、この人生こそが私たちの人生です。
では「普通の人生」って何はてな
人は自分の人生をただ経験するためにこの世に生まれてくるといいます。
たぶん私たち家族はあきみとお互いに約束を交わして、
今回の人生を選んできたのでしょう。
人間は過ぎ去った過去にとらわれたり、
来るか来ないかわからない未来に心を奪われたり、
不安で心がいっぱいになったり、
少しのことに心が揺れ動いて一喜一憂しすぎたり。。。
あまりにも「今」という瞬間に意識が向かずに生きている人が多すぎる、
といわれています。
あきみを見送った私たちにはあきみと過ごした素晴らしい過去がありますキラキラ
それは何物にも変えがたく、そのひとつひとつは宝物です。
今でも鮮明に思い起こされます。
と同時に、「今を生きる」ということは、
人間のあきみが終わったことを認識することでもあります。
そういう意味ではあきみとともに(人間として)歩む未来はない、
ということになります。
でも「今のあきみ」と歩む未来はある。
どうしたらいいのか?
私たち家族が「今のあきみ」に意識を集中すればそれが可能になるわけです。
泣き叫んでも何をしても絶対に叶わない「人間のあきみ男の子」ではなく、
「今のあきみ・魂のあきみ魂」に集中して生きる。
そうすることでこの先、いくらでもあきみとの時間は可能になります。
その可能性はそう無限大∞です。
私たちがそのように生きていくことで、目の前の「今」に集中できる。
意識がグーンと拡がるのです。
「今」に集中し、連続していく時の積み重ねが人生になります。
「今」に真剣に向き合い、小さなことも大きなこともそれらひとつひとつ、
自らの意志で納得して選択していく。
それこそが自分のオリジナルな人生になります。
「普通の人生」とひとことでいっても千差万別。
同じ人生はあり得ないのです。
そもそもひとりひとりが違った人生を歩むためにこの世はあります。
だから人と一緒でなくてもいいのですok
自分の人生、自分で納得して、楽しく、命を輝かせ、
強いものは弱いものに優しくし、
良いことも悪いことも含めて、様々な経験をし、
自分のペースで歩みを進めていけばいいのです歩く
そうして魂が決めてきた「この世で経験すること」を終えたとき、
魂の予定通り、この世を卒業できるのかな?
今、そんな風に考えます。
その時はあきとの再会の時(同じ魂という立場で、の意)♪
私たち家族にとって目標ともいうべき瞬間ですニコッ
それまでは人間としてまだまだ経験するべきことが山積みです。
そのひとつひとつと真摯に向き合い、自分の魂に恥じることなく、
あきに対しても堂々と胸を張って生きていけたらいいなきゃvネコ
日々そう思います。
あきみのように目の前のことにひたすら集中し、全力で取り組む。
何より「今を楽しむ」ひらめき
人生の極意かもしれませんkyu

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