情熱の夏 ~経験をするために~

 

 

昨日 8月8日

 

あきみ姉の吹奏楽コンクール県大会

 

よこすか芸術劇場に出かけた

 

 

各支部大会から選ばれた強硬校ばかりが集まる大会

 

どこの学校もすばらしい演奏を聴かせてくれた

 

 

コンクールに向けて

 

個々の練習、パートの練習、全体の練習・・・

 

 

毎日毎日 多くの時間を練習に費やし

 

曲の仕上がりを少しでも完成させたい!

 

と みんなで頑張ってきたのだろうなあ

 

なんて思いながら聴いた

 

 

わたし自身 吹奏楽経験者 

  

高校の時のわたしは 吹奏楽いのち で 

 

ほかのことはほとんど何もやっていない

 

吹奏楽以外 記憶がない。。

 

 

あきみ姉の学校は

 

勉強にとっても力を入れている学校なので

 

練習も 週に3回 と 規則がある

 

部活として全体で行う練習日は

 

学校の規則になんとなく沿ってはいるが

 

実情は・・・というと

 

子どもたちのこころは情熱そのもの

 

はいここまで と その情熱を抑えることは難しい

 

 

少しでも上手になりたい!

 

県大会を突破して その先の東関東大会に進みたい!

 

 

と 部活日以外も自主練習をしている子が結構いる

 

 

なかには勉強を第一に考えている子もいるが

 

あきみ姉はもちろん 部活いのち派 なので

 

( 勉強のためだったはずが

  今では 部活のために学校に通っている。。)

 

毎日 練習に明け暮れている

 

 

結果は銀賞

 

金賞には届かず 東関東大会も夢に終わった

 

 

昨晩は燃焼しきったのか

 

迎えの車に乗った瞬間 眠りに入り

 

帰宅してそのまま布団に倒れ込んだ

 

ひとことも発さずに。。。

 

 

朝になり シャワーして

 

身も心もすっきりしたところで

 

昨日の話が弾丸のようにはじまった

 

 

帰りのバスの中

 

3年生は泣いたらしい

 

( だから目が腫れてるのね )

 

 

中学の部 最後の大会だったから

 

多くの想いがあったのだろう

 

 

自分たちの努力の結果に対し

 

個々に感じるものがあったのだろう

 

 

熱く語り続けるあきみ姉のはなしを

 

わたしはただただ 聴いていた

 

ただただ 微笑ましくて 

 

 

「 結果じゃない 」

 

 

みんな このこと わかっているかな?

 

 

どれだけそのことに対し 自分が頑張れたか

 

 

自分をごまかさず 

 

自分と向き合い 仲間と向き合い 先生と向き合い

 

本番で力を出しきれたか

 

 

自分のやるべきことをやったら

 

あとからついてくる「結果」というものは

 

他者からの評価でしかないのだ

 

ということに気づきたい

 

 

等身大の自分で一生懸命やりきれたか

 

出し惜しみせず 力を出しきれたか

 

 

何より

 

自分で自分に納得できているか

 

 

そこがいちばん大事なところ

 

 

( 力を出しきった自分に対し

  もしも他者が評価してくれたときには

  「ありがとう」とただ受け取ればよい )

 

 

人間は「経験」をするために

 

この世にやってきている

 

 

人間は

 

「 結果を残すために生まれてきたのではない 」

 

 

結果の良し悪しに

 

こころを奪われなくてよいのだ

 

 

多くの経験をし 多くを感じ

 

それを持ち帰るのが人生の目的なのだから

 

 

 

色々話し終わったあきみ姉

 

最後に 昨日の経験を 自ら

 

『 楽しかった 』 のひとことで結んだとき

 

その存在からは

 

力強さ たくましさ 頼もしさ

 

を感じた

 

 

親であるわたしもまた

 

多くのものを感じ 味わう機会となった

 

 

思い通りにならないこと

 

くやしいこと

 

たくさんあっていい

 

 

そこからしか学べないこと 

 

いっしょに学んでいこう

 

 

その都度

 

自分のこころと向き合い

 

自分を納得させながら・・・

 

 

多くの仲間 と たくさんの想い

 

共有しながら・・・

 

 

楽しんで経験していこう

 

 

 

 

あきみからの

 

『 おつかれさま 』 の 虹 と 88

  

  ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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