秋に植えると春にきれいな花を咲かせてくれる
秋植え球根
代表的なのは 「 チューリップ 」
わが家では子供たちが小さい頃から
毎年かかさず植えている
秋になって急に寒くなったころ
頭にふと思い浮かんでくる
花や球根
あきみとよく一緒に買いに行ったなあ
そして
一緒に植えたなあ
あきみは赤ちゃんの頃から花が大すき
そんなあきみのことが愛おしくて仕方なかった
そばで一緒に
土を掘ったり盛ったりする作業
楽しかった
小石やレンガ 木の棒など
あきみと掘り起こすわが家の土の中からは
そのときどき 色々なものが出てきた
たまにミミズが出てきたりして
なんてことない けど
とってもしあわせなひとときだった
花の苗をそお~っと ポットから出す作業なども
あきみは 丁寧にていねいに
とっても優しくやっていたことを思い出す
今もなお
あきみが庭の土をいじっている
あの微笑ましい光景が
しっかりとわたしの記憶のなかにある
あの笑顔 あの温もりも
ずっとわたしのこころのなかで色あせない
思い出すときゅーっと胸が苦しくなる
でも それと同時に
あたたかいもので胸がいっぱいになる
あきみと過ごした日々はとっても短かった
でも
それらはものすごく濃くて
そして
あたたかい
「あきみとの時間」は
わたしという人間をさらに豊かに導いてくれる
そして
「あきみ」はいつまでも
わたしのなかで輝き続ける
だから
今年も植えよう
春を待つのが楽しくなる球根たち
あきみが毎年楽しみにしている
チューリップ、ヒヤシンス、フリージア・・・
元気に咲きますように・・・
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