夢の現実

こんにちは。
あきみ父です。

前の記事の続きです。
「夢」について考えてみました。

何々になりたい!
何々がほしい!
こういう自分になりたい!
これが実現できれば幸せになれる!

一般的に夢を持つことは良いことだとされています。
逆に、夢を持っていないと、

そんなことでどうする?
何のために生きているのか?
将来やりたいことはないの?

というように、
どちらかと言うと、ネガティブな印象を与えます。

ですが、
夢を持つことが悪い方向へ作用することもあります。

執着です。

夢を追い求めるがために、
我慢したり、
無理をしたり、
頑固になり、
そしてプライドが邪魔をして
こだわり続けてしまう。

そうまでして頑張ったにもかかわらず
夢を実現できなかったら挫折もするでしょう。

挫折も大事な経験です。
ですが、
挫折した時点で気付くことができれば良いですが、
自分はダメ人間だとか
自信を無くしたり
うつ状態になったりと
精神的にも追いつめられることもあるかもしれません。

なんとか頑張って、
夢を(夢だと思い続けて)実現できたとしましょう。

日々の生活、社会の仕組みに飲み込まれて、

これが本当にやりたかったことなのか、
本当にこんな自分になりたかったのか、
生きていくためには仕方ないと、

自分以外のところに原因を見つけようとする。

そんな想いを抱えている人も少なくないはずです。

本来、自由であるはずの自分なのに、
自由だと思うからこそ夢を持ったはずなのに、
その夢が人生を制限してしまうなんて
なんて皮肉なことなのでしょう。

「夢」とは何か?

そもそも人は何のために生きているのか?

簡単な言葉で表すならば、私は、
人は、
「生き抜くために生きている」
「死ぬまで生きている」
と思います。

好きなこと、やりたいこと、
やりたくないこと、面倒なこと、
なんでも構わないので、
今、目の前に現れたことを
一生懸命やる。

迷った時は
自分の心に素直になる。

そしてまた一生懸命やる。

ただそれだけのことです。
難しいことはありません。
それが生きることかなと思います。

夢を持ってもいいし、持たなくてもいい。
どちらでも構いません。

夢には悪い作用がある一方、
やる気を起こさせたり、
目標ができたり、
日々の生活が活性化し
良いエネルギーを吸収したり、

人の心にポジティブに作用してくれる面もあります。

夢を持つことが良いとされるのは、
こういった面だけを見がちだからなのでしょうね。

再び、
「夢」とは何か?

夢とは人が作り出した「幻想」だと思っています。

そして、夢を実現することは、
人が人生を生き抜くための手段の一つにすぎない。

そんなふうに思います。

先のことを考えるのではなく、
大事なのは「今」です。

「今」やりたいことをやる
「今」が幸せ
「今」に満足

未来は「今」の積み重ねで出来上がるので、
「今」が幸せではないのに未来が幸せになることはありません。

「今」を楽しく、真剣に、悔いなく生き続けていれば、
将来は気付いたら勝手になりたい自分になっているはずです。

そして、そもそも夢なんか見る間もなく、
あっという間に人生が終わるのではないでしょうか?

とても幸せなことだと思います。

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