無限の世界へ

こんばんは。あきみ父です。
「ピンク スパイダー」という曲をご存知でしょうか?
1998年のhideのシングルです。
Windows 95が大ヒットし、Windows 98が発売される年で、
多くの人にとって、インターネットが身近になり、
なんでもできる情報ツールとして定着しつつあった時代です。
今では当たり前の「Web(ウェブ)」技術。
"Web"をそのまま訳すと「クモの巣」です。
この曲は、インターネットのWebと重ねていたようです。
「嘘の糸張りめぐらし」
「小さな世界 全てだと思っていた」
といった歌詞があります。
これらの言葉は、今となってはピンとくる人も多いかと思いますが、
1998年当時、人々が大きな期待をよせる万能であろうインターネットに対して、
こんなことを考えることができたのですね。
「小さな世界」とまで言ってのけてます^^;; (すごいなぁ)
現代人(自分も含めて…)は、
必要以上の情報があふれているインターネットを頼り、
その中で一喜一憂し、もめごとを起こし、気が付いたら一人ぼっちに…
なんてことも。
インターネットは、地球上にくまなく張りめぐらされた情報網ですので、
もちろん規模は絶大です。
でも、「有限」です。
人の「気持ち」「心」
これらは目に見えないので、物理的な大きさを測ることはできません。
ですが、「無限」です!
この世で、唯一「無限」と言えるものではないでしょうか?
規模の大小は関係なく、有限なモノの中、モノの見方では、
偏見、妬み、争いが生まれ、勿論喜びもあるかもしれませんが
それは一時のもの。
何故ならば、「有限」にしか考えないのですから。
本当の喜び、幸せは、「無限」の世界にあるのではないかと思います。
人の「心」「気持ち」の世界で生きる。
その世界は目に見えないので、物的な何かを失うことはないでしょう。
偏見、嫉妬なども見えるものに対しておこる感情なので、それもないでしょう。
なんだか、自由な世界に思えてきます。^_^
どうやったらその世界に入れるのか…
「ちょっとだけでも思いやりをもってみる」
「相手に耳をかたむけてみる」
「相手の立場を考えてみる」
「エゴを捨ててみる」
 …
何かを言い返す、やり返す前に一呼吸おいて、
「これは正しいことなのか?」
「自分に恥ずかしくないか?」
なんて思うと良いのかもしれません。
せかせかせずに、焦らず、のんびり、
自分を見つめながら過ごしていけたらいいな、なんて思います。
幸せに少しずつ近づいていることを実感しながら…
P.S.
「ピンク スパイダー」の歌詞は、
捕えた蝶の羽を奪って、空を目指すとなっています。
ですが、捕らわれた蝶のセリフに、
「飛び続ける辛さを知らないあなた」
「いつか気付くでしょう。誰かの手の中でしか飛んでいなかったことに。」
とあります。
いくら広大な空でも、
有限なモノの中では、幸せは一時のものなのでしょう。
 

コメント

    • ☆りかひ☆
    • 2015年 6月 19日

    目に見えないものの大切さ!人が忘れちゃいけないことだなぁ~。その事に気が付かせてくれて、ありがと~。。

    • あきみ父
    • 2015年 6月 20日

    どうしても目に見えるモノ
    立場、プライド、利益、時間、などなど
    優先してしまいます。人間ですから…^^;
    これらをスルーして、その先で待っている本物の幸せをつかむことが学びなんでしょうね。
    まだまだ未熟です…

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

カテゴリー

PAGE TOP