秋(あき)のたからもの

母があきみに「今年のどんぐり」を持ってきてくれた。
毎年かかさず、その年に実ったどんぐりを拾い、
大切そうにしていたあきみの姿を想った。
顔を描いてみたり、コマにしてみたり、
あきみの手にかかるとすべてが楽しいものに変わっていった。
あきみはいつも季節ならではのものを愛おしみ、
大事に大事にしていた。
まるで「たからもの」のように。。。
木の枝、石ころ、貝殻、花のたね、せみの抜けがら、
まつぼっくり、どんぐり、かきのたね・・・
考えてみると、全部保存ができる。
私も子供と同じ気持ちになりやすくて、
あきみが大切にしているものを一緒になってとっておいたりした。
これらが思い出になるとは思わずにいたあの頃の自分を思い返す。。。
とっておいたものは今も大切に保管してある。
あきみのそのときの心とともに。。。
私のあきみに対する想いとともに。。。
 あたたかい
あきみは温かい心をたくさんプレゼントしてくれた。
季節を愛でる気持ち・楽しむ心もあきみからたくさん教えてもらった。
いつもそばで喜び・楽しみ・どきどきわくわく過ごしていた。
あきみと過ごした日々は本当にすばらしく、楽しかった。
何物にも代えることのできない日々。。。
友人からもぶどうのおすそわけが届き、
今日、私は農協でくりを買っていた。
今は『秋』
少し視界が拓けたら、
たくさんの秋を感じることのできる一日となった。
秋のおすそわけを運んでくれたみなさん。
どうもありがとう。
明日もあきみのように秋をみつけ、楽しみたいな。
みなさんも「今」「このとき」
秋を感じることができますように。。。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

カテゴリー

PAGE TOP