価値?

何かができるからその人に価値がある
うーん これは違う
その人がまずその人であること
これがいちばん大切なこと
そして その人ができることを
一生懸命に 心を込めてする
それはどんなささいなことでもよい
その人ができることであれば
なんでも・・・
そこに
その人の「価値」といわれるものを
人間が感じ
そうとらえているだけのこと
順番としてはこんな感じ
だから
これができないから
あれができないから
などという無価値感?
のようなものは感じなくていい
反対に
これができる
あれができる
などと思い違いをする必要もない
そこにあるのは
自分と自分のできること
という事実だけ
そもそも
人間と人間の純粋な関係においては
「価値」などという表出したものは必要ない
損得的な感情も必要ない
本物の関係にはそういった感情自体が働かない
損得勘定が働くというのは
本物の純粋な人間関係ではない
ということになる
人間のあいだにただ必要なのは
あたたかい思いやりの心
ありのままの相手を重んじれば
自然とそうなっていく
純粋な人間関係のあいだにある
優しい空気
居心地の良さ
は 何にも変え難い
そして
いつも本物の心でいないと
簡単にすり変わってしまうものでもある
本来
すべての存在には初めから価値(意味)がある
何かができるから・・・
というのは人間の不確かな感覚から生まれる錯覚
本質を見極める
これも人間に与えられた大切な役割
あたたかい本物の人間関係が
自分のまわりに拡がっていけば・・・
そのもっと先に拡がっていけば・・・
・・・・・・・・
いずれ世界全体が居心地のよいものになるだろう
人間の想像できることはかならず現実になっていく
少しずつ少しずつ・・・
 

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