困難なときにできること

 

つらく困難なとき

 

自分を癒すことができるのは自分

 

だれかにすがりたい

 

そんな風に思うけれど

 

ほんのいっときすがることはできても

核の部分までをも人にすがり

根本的に苦しんでいる本質までをも

自分の代わりに誰かに解決してもらうことはできない

 

自分の人生は自分のものでしかなく

 

苦しい時

だれかほかの人に肩代わりしてもらう

 

なんてことは到底無理なことであって

決してできないことだから

 

心の憂いを癒し手放すには

自分で自分を納得させるしか方法はない

 

日ごろから

自身のこころに耳を傾け生きることは大切である

 

自分はどうすれば納得できるのか?

 

このことには心から納得できているのか?

 

そのときの指標は

 

そう選択する自分自身のこと

誇りに思えるかどうか?

好きでいられるかどうか?

 

日常の細かい選択ひとつひとつに対し

真剣に丁寧に

自身のこころで選び

生きる大切さがそこにある

 

自分のこころの声に従って

すべてのことを選択する生き方

 

そうやって生きていると

 

納得できない「なにか」が目の前にあらわれたときも

することは同じであることに気づく

 

納得できない「なにか」はかなり手ごわく

 

こころが大きく揺り動かされているときは

そのことにはまだまだ気づけずに苦しむしかないが

 

苦しんでいくなかで

まわりを見渡すまでにこころが静かになってくると

自分のすべきこと・できること

が見えてくる

 

それはいつもとなんら変わらない

 

そのことに気づく

 

つらい状況に打ちのめされている自分に残された道

 

それは「今できること」に注力すること

 

そのことに気づくことができると

 

こんなどうしようもない状況だけど

「今できること」に集中し

 

納得するにはどうしたらいいのか?

と自身のこころに耳を傾けようとすることができる

 

そうして

たとえ状況は変わらなくとも

今できることに意識が集中しているので

目の前のことをひとつひとつ

自分自身に納得しながら選択していくことができる

 

目の前の困難なことにだけフォーカスせずに

今できることに意識を向けることで

視野が拡がり

どんよりと曇っていた視界がひらけ

 

絶体絶命と感じられた状況のなかにさえ

ほんの少しの光を見つけることができ

その光をたよりに

自分自身で歩みを進めていくことができる

 

決して簡単ではないけれど

これが困難な状況のなかでも

自分らしく生き続けていく方法である

 

あきみの死を受け入れたわたしが会得した

実践的生き方

 

といったところだろうか

 

困難な状況にあるとき

これらが光となって寄り添うことができますように

 

 

 

 

 

 

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